【Jarrahdale】Millbrook Wineryで絶品ウサギ肉リゾットを楽しむ

西オーストラリア州
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ミルブルックというワイナリーの名前を聞いたのは、去年ハイキングに行った友達からでした。パースから比較的近く(と言っても車で1時間)、日帰りのできる場所だそうで周りに国立公園もあるというのでさっそく行ってきました。

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残念ながら、ちょっと寝坊してしまったのでハイキングの時間がとれず、しかも旧郵便局が閉館中、結局周りを少し散策してからワイナリーに向かいました。

広大な敷地には正面から見て左に葡萄畑、そして右側には旬の野菜を提供するための野菜畑が広がっています。池にはギリシャの酒と食の神であるバッカス像が飾られ、鳥たちもかなり自由に魚を獲ったり草をつまんだりしていました。

ここではもちろんワインの試飲もできます。飲んだ中では、限定生産の2012年シラーズが深みがあってとても美味しかったです。また、カウンターの反対側には広いテラスが池に向かって大きく開かれていて、ここで軽食を採ったりワインを飲んだりもできます。

左側の階段から2階に上がると、そこがレストランです。窓が大きくとても開放的です。

レストランのコースはふたつ。アラカルトもありますが、シェフが特別に畑から調達した旬の野菜とレストラン用に地元で卸してもらう肉を使ったコース料理にしました。料理にマッチしたワインが前菜・主菜・デザートについてきます。車を運転するひと用にグラスに70mlの少量ワインも選択できます。行き届いていますね。

最初に出てきたのは、スターター(starter)です。これはコースメニューに入っていない、いわば「お通し」ですね。焼き立てのサワーブレッドにケフィールを混ぜたバター、そして畑で採れたオリーブのマリネです。こういうふうにシンプルにパンと食べるときは、良質のバターの味が引き立ちます。

次に出てきたのが「シェルの選んだ前菜三品」。ワインは2018年のRegional Vermentino、軽くて香りのいい若いワインです。

チリオイルをかけたヒラマサの刺し身に、キュウリと酢漬けキュウリが散らされています。濃厚なヒラマサがキュウリと酢漬けキュウリで緩和されています。

ベビーコーンはもちろんどんな店でも売られていますが、こちらはさらに小さな形が作られ始めたばかりのトウモロコシです。もちろんワイナリーの畑でつくられている貴重な季節の野菜。ショウガ、にんにく、バターをたらしてオーブンでやいた逸品です。ポップコーンが散らされているのがご愛嬌ですね。中の小さなトウモロコシはやっと粒が見えてきた程度でしょうか。柔らかくて、それでいてきちんとトウモロコシの味が感じられます。

最後の前菜はプラムとともにじっくりとオーブンで煮込んだラム肉です。クレームフレッシュとデュカーが上から散らされていました。香りのよいラム肉がプラムとよく合います。これも絶品。

こちらが主菜、ミルブルックの白ワインヴィオニエで煮込んだウサギ肉のリゾットで、厚切りベーコンが添えられています。上からはたっぷりとパルミジャーノチーズが散らされた濃厚なリゾットです。このレストランのメニューは季節によって変わるのですが、このウサギ肉のリゾットだけはあまりに評判になったため、通年食べられるようになったという逸品です。

ウサギは鶏肉からもっと脂を取り除いたような肉質で、油やソースを加えないとパサパサになってしまいますが、一体どうやったらこんなに柔らかくて深みのある味が引き出せるのでしょう…完璧です。リゾット自体も野菜スープでじっくりと煮込んでありながらアルデンテ、そしてベーコンがこんなに美味しいものだとは知りませんでした。また、上からかかっているパルミジャーノ・レッジャーノもリゾットとともに口に運ぶと、至福の味です。これだけでもここに来たかいがあるというものです。

ワインは2015年の赤ワイン、シラーズ・ヴィオニエでした。

もうひとつの主菜はこちら、豚肉のステーキとオーブンで煮込んだ柔らかい豚肉の二種。様々な色の豆とピンクに色付けされたザワークラウト、そしてグリルした桃が添えられていました。ステーキの焼き加減がこれまた完璧です。またザワークラウトも舌を刺す酸味ではなくもっと柔らかい味で食べやすかったです。

ワインは2017年のSVシャルドネでした。

このあとで、口直しの小さなメレンゲがふたつヨーグルトの上に置かれ、プラムが散らされていました。口直しというよりデザートの「前菜」ですね。

さて、コースの最後はデザートかチーズが選べます。
こちらはチーズ3種でそれぞれにマッチしたワインが添えられています。

左からワインの葉に包まれたフリゼンタに2018年Regional Fiano、中央がファームハウスチーズとミツバチの巣に2011年The Yilgarn Botrytis Semillon、そして手前にあるのがブルーチーズとマルメロのゼリーにNV Pedoro Ximenezです。

こちらはもうひとつのデザートのほう、カスタードケーキとプラム、そして自家製のバニラアイスクリームが添えられています。上からはシナモンの味の強い砂糖のクランブルが散らされていました。

ワインはこのレストランでしか供されていないMillbrook Liqueur Viognierです。残念ながら市販されていないようです。わたしは普段あまり甘いデザートワインは飲まないのですが、これはスパイスが効いていてとても美味しかったです。買えないのが残念。

最後にはもちろん「珈琲はいかがですか?」と聞かれたのですが、さすがにこれだけのコース料理を食べたあとではもう何もはいらないほどで遠慮しました。が、あとで「下の試飲ルームのテラスでせめて小さなエスプレッソでも飲めばよかったなあ」と悔やみました。何しろ絶景なのですから。

先にも書いたとおりメニューは季節ごとに変わります。
今度は朝早く出てハイキングのあとにゆっくり寄りたいと思いました。

Millbrook Winery
住所:Old Chestnut Lane, Jarrahdale WA 6124、パースから車で約1時間
ホームページ:https://www.millbrook.wine/
試飲ルーム:火曜日・水曜日休み、午前10時〜午後5時(軽食メニューあり)
レストラン:火曜日・水曜日休み、午後12時から3時ごろまで(ウェブより予約必須)
予約:https://www.millbrook.wine/pages/book-now
 

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