港町フリーマントルの【Kailis’】で豪華なシーフードランチを

フリーマントル(Fremantle)はパースから20kmほど離れた港町だ。いつも大きな貨物船や客船が停まっていて、街の中にはレストラン、バー、絵画、チーク材家具などが沢山あり、週末ともなると屋根付きマーケット広場は人々で賑わう。

日曜日はよい天気だったので、車を運転して港まで向かった。お目当ては波止場に面した大きなレストランKailis’だ。ここでは、メニューからセットを選んだり、または好みのシーフードを好きなだけウィンドウから選んで好みの調理で注文したりできる。

外のテラスは水辺に面していて気持ちがいい。ただし、食べ物を盗むカモメが多いので「餌をやらないでください」という看板が至るところにある。だから、スタッフは客が席を立ったり食事が終わったように見えるテーブルには飛んできて、皿をさっと片づけてしまう。

メインのセットを頼んだら、まずはタコとサーディンのマリネをつまみに白ワインをちびちびと飲む。手のひらほどのアラートの機械を渡されているので、それがピッピーと鳴ったらメインができあがった合図なので自分で取りに行く。ここはセルフサービスなのだ。

そして、こちらがメインのシーフード盛り合わせ2人前(一番上の写真を参照)。巨大だが、このぐらいの量はオーストラリアでは当たり前だ。この生牡蠣は今朝こじ開けたばかりだという。醤油はついていないので、またも店に戻って追加してもらう。この醤油とレモンで食べる生牡蠣の至福の美味しさよ…。

食事をしているところはボートをつなぐことができる波止場でもあるので、豪華なボートも停まったりして楽しい風景には事欠かない。あんなボートは一体いくらするんだろうねえ、と友だちと感心してしまう。

食後はフリーマントルの街を散策。
週末だけマーケットになる大きなビルの前では、いつものように大道芸人たちのショーが始まっていた。周りを大きく囲んで人々が芸を楽しんでいる、いつもの週末。

フリーマントルの街は小さいので、そのほとんどを徒歩で回ることができる。博物館も色々あるし、すてきなチーク家具の店も絵とポスターの店もある。その合間にはパブやバーがあり、ライブミュージックも聴ける。

週末の1日、フリーマントルで過ごすのも悪くない。

Kailis Fishmarket Cafe
Fremantle Fishing boat Harbour
住所:46 Mews Rd, Fremantle WA 6160
営業時間:毎日10:30-20:00