再び【Vego Delish】で、今回は違う料理を注文して大変満足(閉店)

先日行ってとても美味しかったベジタリアン・ビーガン料理をベトナム・アジア風に味付けしたレストランVego Delish。
今度はベジタリアンレストランは初めてという友だちを数人連れてランチに行ってみた。

 

再びVego Delishへ…

日曜日ランチ時のVego Delishは超満員。予約をしておいてよかった…。
今回は前回同様シェフお勧のプラッターの次に、皆ひとりひとり違ったメインを注文して色々と味見させてもらった。

まずは、わたしの温かいヌードルサラダ。ビーフンにたくさんのフレッシュなサラダとミント、そしてアジア風に味付けしたエリンギにソースをかけて混ぜてから食べる。(写真上)

そして、友だちの小豆のパテを挟んだアズキバーガーとさつまいものポテトチップス。
目玉焼きは追加なので、最初注文するときに入れるかどうか訊かれる。ヴィーガンは卵を食べないので。ひとくち食べて小豆のパテだとは気づかなかったそう。丁寧に味付けしてあって美味しそう。

これは、キノアとブロッコリーとヒヨコ豆の温かいカレー味サラダに、ローストしたカボチャが添えてある。どうやってローストしたのか、カボチャの自然な甘味を堪能できる一品。オススメ。

友だちの感想

ベジタリアンがひとりいて、感激していた。彼女が行った他のベジタリアンレストランはここよりはるかに高いのに、それほど美味しくないとのこと。ここは良心的な値段設定だ。

揚げたての春巻きもカリカリで、油を吸い取っていないので軽い口当たり。
また、生春巻きは通常海老やローストポークなどが透けて見えるように作るが、ここは豆腐。網目模様にグリルしてそれが浮き上がるように工夫している。

全体的に手が込んでいるとのコメント。
なるほど、カレーサラダについていたハーゼルナッツは歯ざわりを楽しめるように揚げてあるし、小豆バーガーの目玉焼きも完璧な焼き具合。

そして、わたしが気づいたのはこのレストランでは全く「肉や魚に似せた大豆製品」を使っていないこと。
今やベジタリアンはトレンドでもあり、こうしたハム、ソーセージ、ステーキに似せた大豆製品がスーパーマーケットで買えるようになった。ここではその全ての料理に、あくまでもベジタリアン・ヴィーガンが食べられる新鮮な材料を自分たちで加工し、提供しているのだ。

「ベジタリアン料理は使っているものが野菜メインなので、どうしても単調になってしまうけれど、ここの料理は細部にまでこだわっていて、嬉しい」とは、ベジタリアン友の言葉。

特に、ここの料理はベトナム料理でもあるので、わたしたちには親しみやすい味付けだったのだと思う。

持ち帰りは紙の容器で

食べきれない料理を「持ち帰りたい」と言った友だちに、スタッフが持ち帰り容器を持ってきてくれた。

プラスチックと違ってリサイクルできる紙コップのような容器だ。フタだけはプラスチックだが、これもリサイクルゴミ箱に入れられるプラスチックになっている。

西オーストラリア州は、使い捨てのプラスチック容器を禁止する法案を可決して、もうすぐ全ての使い捨て容器がこうした再生用の紙などに変わる。環境保全はこうしたささやかな動きから未来へと進んでいくのだ。

住宅街にひっそりと立つレストランなだけに…

このレストランは住宅街のど真ん中にパン屋と美容院しかない一角にある。目立たない、というよりあまりにもひっそりとしていて、地元の住民たちが常連のようだが、それでも予約しないと入れないほどの盛況だ。

新聞のグルメ欄に載るだけで、いきなり客が増えてパンクしそうになるレストランもある。または、客が増えたために味に気を配る余裕がなくなってしまったレストラン。

そうした「有名税」を払うことのないよう、このレストランを地元常連たちに混じって密かに応援している。

 

MEMO

Vego Delish★
ホームページ:https://www.facebook.com/vegodelishperth/
住所:25D Gallipoli street Lathlain, WA, Australia 6100
電話予約:(08) 6507 3332
営業時間:木金土日 11時00分~14時30分, 17時30分~20時30分、月 11時00分~14時30分、火水定休日
アルコールはBYO(持ち込み)のみ。